waka@tom

Study
現在の研究テーマ:
受信者の満足度とネットワーク資源の効率性を考慮した品質制御手法の検討

近年,ADSL,FTTHなどの普及に伴い,さまざまなネットワークサービスの実現を可能としています.しかし現在のインターネットではQoS(Quality of Service)保障を行うことができず,輻輳などの要因にともないQoSの劣化が発生してしまいます.十分なネットワーク資源を与えることで輻輳は回避可能ですが,資源は有限であり,今後さらに増大するネットワークサービスの需要に対応することが難しいと予測されます.そこで私は,ネットワーク資源を有効に利用するために,「サービスを受ける側の満足度」に焦点を当てたネットワークシステムを検討しております. まず,「あるユーザが利用したサービスに対し,そのユーザが満足するかどうかは,(1)受信者の嗜好,(2)受信環境,(3)サービス提供時におけるネットワークパラメータ,を与えることで一意に定まる」という仮定をもとに.各々をパラメータとし,また割当帯域を変数とした具体的な式を与えます.本研究では,あるネットワークにおいて全受信者の満足度を最大に与える帯域割当アルゴリズムの検討,また式の評価,およびアルゴリズムを実際のネットワークに適用するための手法の検討を行っております.

学部時代の研究テーマ:受信者からの品質要求を制御するための機構の検討

現状のネットワークでは輻輳などの要因で品質の劣化が発生しても,コンテンツを受け取る受信者からのアプローチはできません.仮に,劣化の起こった品質が受信者が重要視するものであったならば,コンテンツに対する満足度は著しく低下します.そこで,受信者側から品質制御に関与できる機構があれば,品質の劣化が避けられない場合においても,受信者の満足度を得られるコンテンツの配信が可能になると考えます.
→電子情報通信学会2003年度春季全国大会


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