SqWebMailは試験的にGnuPGを利用する機能を提供しています. SqWebMailは独自にキーリングを作成,管理します. $HOME/.gnupgは使いません. これはホームディレクトリを持たないバーチャルドメイン機構に対応するためです.
この機能を利用するためには,GnuPGがインストールされている必要があります. SqWebMail自身は,暗号化・認証についての機能を持ちません. インストール時にプログラムgpgへのパスが正しく見つかっている必要があります. SqWebMailはバイナリにgpgへの絶対パスを文字列として保持しています. 現時点(バージョン3.3.2)では,GnuPGの1.0.4から1.0.6までに対応しています.
暗号化機能は,初期状態では無効になっています.
これを有効にするためには,SqWebMailと共にインストールされているwebgpgというスクリプトを使用します.(/usr/local/share/sqwebmail などを探してください)
webgpgは一つだけ引数をとり,この引数にMaildirへの絶対パスを指定します.
webgpgはMaildir/gpgというディレクトリを新規作成し,初期化します.
このディレクトリが存在すると,暗号化機能は有効になります.
暗号化機能を有効にしたいアカウントに対応するMaildirに対して,webgpgを実行します.例えば,シングルドメインで運用されている場合は,次のようになります.
% webgpg $HOME/Maildir
webgpgの実行権限のユーザIDとグループIDが,Maildirを所有者するそれと同じでなければいけないことに注意してください.
新しく作成されるアカウントに対して,暗号化機能を有効にしたいのであれば,
新規作成されるホームディレクトリのテンプレートに対して同様の操作を行います.
多くのシステムは,/etc/skelを新規アカウントのテンプレートとしています.
この場合,次のように実行します.
# webgpg /etc/skel/Maildir
SqWebMail GnuPG機能に関する詳細は, SqWebMailパッケージの中のgpglib/README.htmlを参照してください.
