最終更新日:2004年5月9日
Visio,Powerpointから、Ghostscriptが解釈するEPS(Encapsulated PostScript)形式のファイルを作ることは簡単にはいきません。Windows上でTeXを使う上での大きな問題となっているでしょう。
本稿は、Visio,Powerpointの図のコンバート手段についてまとめたものです。
OpenOfficeのDraw(図形描画)を用いる方法です。 無料で使用することができ、EPSの読み込み書き込みにも対応しています。
インストール時には、オプションのコンポーネント-画像フィルタ-EPSインポート、エクスポートフィルタをチェックしてください。
Visioからは、図をコピペするか、EMFもしくはWMFで保存して、Draw(図形描画)で読み込んでください。
右クリックの切り離すで、部品をばらばらにして余分な余白を取ることができます。
Ctrl-Aで図全体を選択したあと、ファイル-エクスポートで、ファイルの書式をEPSにしてください。選択範囲にチェックがついているか確認してください。
Powerpointファイルは、そのままImpress(プレゼンテーション)で読み取り、図を選択して、ファイル-エクスポートで、ファイルの書式をEPSにしてください。選択範囲にチェックがついているか確認してください。
EPSのエクスポートオプションは、以下の通りです。
ドローツールであるIllustratorを用いる方法です。
EPS自体、Illustratorの開発元のAdobe社が作ったものですから、IllustratorはEPSとの親和性が高いです。
問題点としては、二点あります。ひとつは、値段が非常に高いため、コンバートツールとして使うにはもったいないことです。二つ目は、Ghostscriptには必要のない情報が大量に含まれるためファイルサイズが非常に大きくなるということです。
Visio, Powerpointからは、図をコピペするか、EMFもしくはWMFで保存して、Illustratorで読み込んでください。
グループ化されているとうまくいかないことがあります。
Illustratorに取り込んだ後、ファイル-別名保存で、ファイルの種類をEPSにしてください。EPS出力時のオプション設定がCSより変わりました。
GVで表示するときに警告がでますが、OKを押すと無視して表示できます。
Visio2000であれば、EPS出力に対応しています。ただし、日本語表示はEPSをいじらないとうまくいかない、フォントの設定に注意が必要という問題点があります。なお、Viso2003は、EPS出力をサポートしておりません。
図中の文字フォントは、MSゴシックでなく、ArialやTimes New Romanにする必要があります。
どうしても日本語を表示したいときには、
epsファイルをエディタで読み込んで /_MS-Gothic を /GothicBBB-Medium-83pv-RKSJ-H に置換してください。
ファイル-別名保存で、ファイルの種類をEPSにしてください。
AI/EPS出力フィルタの設定は、以下の通りです。
その他の方法として、EMFやWMFをPostscriptプリンタドライバを用いて変換する、WMF2EPSやEMFTOEPSがあります。